顕彰事業

第11回表彰 授賞式の模様:文化庁祝辞

ただ今ご紹介にあずかりました文化庁の佐伯でございます。
本日、長官の出席がかなわず、挨拶を代読申し上げます。

第11回渡辺晋賞授賞式の開催を心からお慶び申し上げます。
また、本日栄えある賞を受賞されました北村明子様に心から御祝い申し上げます。

北村様は、演劇プロデューサーとして長年に渡って、多くの優れた公演を手掛けられましたと共に、シス・カンパニー代表として映像、演出、伝統芸能など多様な分野において、若い才能の発掘、育成にもご尽力され、我が国の芸能文化の発展に大きく貢献されてこられました。
本日の受賞は、北村様の長年のご努力が高く評価されたものと拝察いたします。
この度の受賞を契機に、ますますご活躍されることをご期待申し上げます。

また、本日の主催者でいらっしゃいます一般財団法人渡辺音楽文化フォーラムは、エンターテインメント業界のプロデューサーの顕彰、優れた音楽、芸能団体や個人の音楽、芸能活動に対する助成など、様々な取り組みを通じて我が国の音楽、芸能の振興に大きく貢献してこられました。
関係者の皆様のご努力に対し、深く敬意を表する次第でございます。

文化の祭典でもございます2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催を控えまして、我が国の文化芸術の振興は、重要な転機を迎えております。
私ども文化庁と致しましても、この機会に文化芸術立国実現への取り組みを強化してまいりますが、まさにその実現にあたりましては、日頃から芸術活動に携わる方々の意欲的な活動が欠かせません。
本日ご参集の皆様方におかれましても、我が国の文化芸術芸能の振興と世界への発信のために、引き続きご尽力を賜りますようお願い申し上げます。

最後となりますが、本日ご臨席の皆様方のご健勝と一般財団法人渡辺音楽文化フォーラムの益々のご発展を祈念致しまして、御祝いの言葉とさせて頂きます。

平成28年3月2日 文化庁長官青柳正規代読。

本日はおめでとうございます。

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