顕彰事業

第11回表彰 授賞式の模様

エンターテインメント業界の優れたプロデューサーを顕彰する「渡辺晋賞」の第11回授賞式が、2016(平成28)年3月2日(水)ザ・プリンス パークタワー東京地下2階「はなみずき」に、文化庁並びにエンターテインメント業界やマスコミの関係者150名が出席して行われました。今回の受賞者は、演劇プロデューサー・北村明子様でした。

  • 始めに、渡邊美佐理事長より、ご来賓の皆様への挨拶と、第11回渡辺晋賞の受賞者の発表と渡辺晋賞の定義についての説明がありました
  • 続いて、文化庁 文化部長 佐伯浩治様が、文化庁長官 青柳正規様からのご祝辞の代読をされました
  • 次に、渡辺晋賞 選考委員を代表して、作家の林真理子様から、「11回目にして初めての女性の受賞者です。理事長の『ぜひ北村さんにこの賞を。』という思いがまっすぐに伝わった選考だったと思います。」と、選考過程のご説明がありました
  • そして、北村様の実績や活躍ぶりがVTRで会場に紹介された後、美佐理事長から北村明子様へ「渡辺晋賞」のトロフィーと副賞の100万円が授与されました
  • 北村明子様から、舞台に対する熱い思いが伝わる受賞のご挨拶をいただきました
  • 北村様と公私に渡り30年来のお付き合いがあるという大竹しのぶ様と、様々な作品を共に生み出している三谷幸喜様が、なんと後部ドアから駆け足で花束を持って登場され、授賞式に花を添えてくださいました。
  • 大竹しのぶ様より、花束贈呈とお祝いのお言葉がありました。「人間としての私が今こうしてここに在ることができるのは、北村さんの影響が大きいのです。というのは、北村さんは私がどんなにピンチの時にも『大丈夫!』と言ってくださいます。そうすると、そうかなあ、と思えてしまうのです。渡辺晋賞を受賞された以上は、働いて働いて、死ぬまで働き抜いて、演劇界の為に頑張っていただきたい。」と、公私にわたるエピソードを交えてお話頂きました
  • 三谷幸喜様より、花束贈呈とお祝いのお言葉がありました。「ここにいらっしゃる北村さんは仮の姿で、私の抱いているイメージはほとんどいつも怒っていらっしゃる。怒っていないときは、ぎっくり腰で静養されているとき。その怒りのパワーで沢山の良い作品を作り上げているのは間違いないでしょう。私たちは、北村さんの大きな怒り声で迷いを吹っ切り、本来進むべき道を進んでいるのです。」と、笑いに包まれた軽妙なご挨拶をされました
  • 記念撮影
    ※左より、三谷幸喜様、渡邊美佐理事長、北村明子様、大竹しのぶ様

授賞式後、会場を「しゃくなげ」に移し、受賞を祝う懇親パーティーが催されました

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