顕彰事業

第5回表彰 第5回渡辺晋賞:秋元康氏

【第5回渡辺晋賞】
秋元 康(あきもと やすし)氏

放送作家、作詞家、作家、漫画原画作者、プロデューサー。
1956年5月2日 東京都目黒区出身

『授賞理由』
秋元氏のプロデュース姿勢は既存の型にはまらない。足掛け5年にわたって育ててきた「AKB48」の場合は、秋葉原に専用劇場を設け、会いに行けるアイドルというコンセプトで連日の公演を行いながら、多数のメンバーをチーム分けし、質の向上を図ってきた。その結果、「AKB48」は国内人気にとどまらず、日本発の若者文化の新しいコンテンツとしてフランスやアメリカへの進出を果たしている。その実績に対し第5回「渡辺晋賞」を贈る。

『略歴』
作詞家。高校時代から放送作家として頭角を現し、『ザ・ベストテン』など数々の番組構成を手がける。83年以降、作詞家として、美空ひばり『川の流れのように』をはじめ、中島美嘉『WILL』、EXILE『EXIT』ほか、数々のヒット曲を生む。08年11月、ジェロ『海雪』で第41回日本作詩大賞受賞。09年12月、第51回日本レコード大賞・特別賞をAKB48とともに受賞。
91年、松坂慶子・緒形拳主演『グッバイ・ママ』で映画監督デビュー。企画・原作の映画に『着信アリ』シリーズなど。
TV番組『うたばん』『とんねるずのみなさんのおかげでした』などの企画構成、新聞・雑誌の連載など、多岐にわたり活躍中。アイドルグループ“AKB48”“SKE48”“SDN48”の総合プロデューサーも務める。
著書に『一生を託せる「価値ある男」の見極め方』(講談社+α文庫)、『「選ばれる女性」には理由がある』(青春出版社)、『おじさん通信簿』(角川書店)、小説『象の背中』(扶桑社)、『企画脳』(PHP文庫)ほか多数。

2007年4月1日 京都造形芸術大学副学長に就任。

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