顕彰事業

第4回表彰 第4回渡辺晋賞:松浦勝人氏

【第4回渡辺晋賞】
松浦 勝人(まつうら まさと)氏

1964年、神奈川県生まれ。日本大学経済学部卒業。
音楽プロデューサー。
エイベックス・グループ・ホールディングス株式会社代表取締役社長。

『授賞理由』
ユーロ音楽に始まりダンスミュージックへ。平成の若者の心をとらえた新たな作品とアーチスト達は、ヒット旋風を巻き起こし、その動向がエンターテイメント業界の流行を左右するまでになった。そのエイベックスを牽引して20年。松浦勝人プロデューサーは、映画「レッドクリフ」の盛況にみるように、更なる高みを目指しています。これらの素晴らしい実績に対して。

『略歴』
貸レコード店のアルバイトから出発、CDの輸入卸販売や音楽情報誌の発行を手がけ、やがてレコード製作、音楽出版業に進出。
1988年エイベックス・ディー・ディーを東京都町田市に設立、取締役。レコード輸入卸販売業としてスタート1991年専務。
1996年エイベックス株式会社取締役、1998年4月同社専務。この間、ダンスミュージックのレーベル“avex・trax”を生み出し、東京・芝浦のディスコ・ジュリアナ東京と組んで東京ドームで“avex・rave”を開催。1994年には六本木の巨大ディスコ・ヴェルファーレの設立に携わるなど、ディスコブームとの相乗効果を狙う戦略でダンスミュージックを人気ジャンルに育て上げた。特に小室哲哉をプロデューサーに迎えて売り出したTRF、安室奈美恵らはヒット曲を連発し音楽業界にエイベックス旋風を巻き起こした。
また自らも音楽プロデューサー・MAX松浦として活躍し、浜崎あゆみやEvery Little Thing(ELT)、day after tomorrowらを世に送り出し、エイベックス急成長の立役者となった。
今年は東京国際映画祭の看板作品「レッドクリフ」のプロデュースを手掛け、映画界に新風を巻き起こした。
1999年同社は東証1部に上場。
2004年9月社長に就任。10月同社は持ち株会社制に移行し、エイベックス・グループ・ホールディングスとなる。

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