顕彰事業

第14回表彰 授賞式の模様:文化庁ご祝辞

只今ご紹介をいただきました、文化庁審議官の内藤です。

本年も私共文化庁をこの渡辺晋賞の栄えある授賞式にご招待いただきまして、ありがとうございます。あいにく宮田亮平文化庁長官が所用により出席できませんが、宮田長官よりメッセージを預かってまいりましたので、ここでご披露させていただきます。

はじめに、第14回渡辺晋賞授賞式の開催を心からお慶び申し上げます。そして、本日受賞されます別所哲也様に心からお祝い申し上げます。
別所様は、日本初の国際短編映画祭ショートショートフィルムフェスティバルを発起人として企画・運営されるほか、観光庁のVISIT JAPAN大使や外務省のジャパン・ハウス有識者諮問会議のメンバーを務められるなど、我が国の文化の国際発信に大きく貢献してこられました。これまでの素晴らしいご活躍に深く敬意を表しますとともに、この度の受賞を契機として今後ますますのご活躍をご期待申し上げます。
また、本日の授賞式の主催者であります一般財団法人渡辺音楽文化フォーラムは、エンターテインメント業界における顕彰や助成活動など様々な取り組みを通じて、我が国の音楽・芸能の振興に大きく貢献してこられました。関係者の皆様の多大なるご努力に深く敬意を表します。
さて、いよいよ来年2020年、東京オリンピック・パラリンピック競技大会が開幕いたします。世界中の注目が日本に集まる絶好の機会です。文化庁においても日本を体現する様々な文化プログラムを全国で展開する“日本博”、これを明日3月3日からスタートさせるなど、2020年に向けた取り組みを進めているところであり、オリンピックムーブメントをこれまで以上に盛り上げ、日本の文化芸術の魅力を世界に発信してまいります。
本日受賞される別所様、そして本日ご臨席の我が国の文化芸術に関わる皆様におかれましても、こうした機会を捉えつつ、オリンピック・パラリンピックのレガシーとして我が国の文化芸術の格段の発展をはかるため、より一層のお力添えを賜りますようお願い申し上げます。
結びに、本日ご臨席の皆様のご健勝ご活躍と一般財団法人渡辺音楽文化フォーラムのますますのご発展を祈念し、お祝いの言葉とさせていただきます。

平成31年3月2日、文化庁長官 宮田亮平、代読させていただきました。
本日は本当におめでとうございます。

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