顕彰事業

第13回表彰 授賞式の模様:文化庁ご祝辞

只今ご紹介をいただきました、文化庁文化部長の藤原でございます。

本日は、第13回渡辺晋賞授賞式がこのように多数の方々のご出席を得て、盛大に開催されますことを心よりお祝いを申し上げます。

本来、宮田長官がこちらに来て、挨拶を申し上げるべきところでございますけれども、急遽の公務の為、本日は出席がかないません。代わりに挨拶を預かってまいりましたので、そちらの方を代読をさせていただきます。

第13回渡辺晋賞授賞式の開催を心からお慶び申し上げます。
そして本日受賞されます、村井邦彦様に心からお祝い申し上げます。
村井様は、松任谷由実さんやYMOをプロデュースされるとともに、作曲家として数多くの名曲を発表されるほか、マネージメント面でも国際的に活躍されるなど、多方面での優れた功績が今回の受賞につながったものと拝察いたします。今後も我が国の音楽業界をさらなる高みに導いてくださるものとご期待申し上げます。
また、本日の主催者であります一般財団法人渡辺音楽文化フォーラムは、エンターテインメント業界における顕彰や助成活動などを通して、我が国の音楽文化の振興に大きく貢献して来られました。関係者の皆様の多大なるご努力に深く敬意を表します。

昨年、文化芸術基本法が制定をされ、我が国の文化政策は新たなステージに移りました。文化庁も3年後の京都移転を見据えて、本年10月に大幅な組織改編を行い、新文化庁として抜本的な機能強化を図ることとしております。文化芸術による新たな価値を創出し、我が国の文化芸術を世界へ発信していくため、これまで以上に各般の政策を強力に推進してまいります。
本日受賞される村井様、そして御臨席の皆様におかれましても、我が国の芸術文化の振興・発展、さらには国内外の文化交流に一層のお力添えを賜りますようお願いを申し上げます。
結びに、本日ご臨席の皆様のご健勝ご活躍と、一般財団法人渡辺音楽文化フォーラムの益々のご発展を祈念し、お祝いの言葉とさせていただきます。

平成30年3月2日、文化庁長官 宮田亮平、代読でございました。
おめでとうございました。

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